こどもの日といえば、兜を飾るご家庭も多いことでしょう。 そんな兜ですが、具体的にいつから飾るのか、しまう時期はいつなのか?
それぞれに知っておきたい注意点があることをご存じでしょうか?
そこで、今回は、こどもの日の兜を飾る時期としまう時期のポイント解説。
また、何歳まで飾ればいいのかについてご紹介していきます。
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こどもの日の兜はいつから飾る?
こどもの日の兜はいつから飾るのか? 具体的な決まりがあるわけではありませんが、目安とされている時期はあります。
また、兜を飾る際に意識しておくべきこともあるので、順番に確認してみましょう。
【飾る時期(春分の日~4月上旬)】
兜・五月人形を飾る時期として、春分の日(3月20日、21日頃)~4月上旬が適切だと言われています。
その理由としては、季節の変わり目のお祝いであるのが「節句」。
だから、季節の変わり目の春分の日を飾り付け日の目安としているそうです。
【五月人形の各部品の箱の確認】
僕もそうなんですが、あまり几帳面でない方の場合、「あれっ、これどこに入ってたっけ…」と、各部品がどこに入ってたのかわからなくなる場合があります(苦笑)
なので、そうならないように、五月人形を出す際には、各部品がどの箱だったのかわかるようにチェックしておきましょう。
そうすることで、しまう時にも綺麗に収納できるので、人形の傷防止にも繋がります。
【直射日光に注意】
兜を設置する場所ですが、直射日光が当たらないところに飾るようにしましょう。
もしも日当たりの良い場所に長時間置いてしまうと、変色してしまうなど人形が傷んでしまう可能性があるので注意です。
続いて、兜を飾る時期の注意点について見ていきます。
兜を飾る時期の注意点
こどもの日に兜や五月人形を飾る時期について、1つ知っておきたい注意点があります。
それは、前日(5月4日)、当日(5月5日)に出してはいけないということ。
なぜなら、「一夜飾り」になってしまうからです。
【一夜飾りとは?】
門松などを大晦日(おおみそか)に飾りつけること。
一晩で棺桶・祭壇の準備をする葬儀を連想させるため、演技が悪いとされている。
なので、ギリギリになって焦ってしまわないように、ご紹介した目安時期になった頃には用意しておきましょう。
ちなみに、「一夜飾り」については、こどもの日に限らずお祝い事全般に言えることなので、覚えておくと良いですね。
兜を飾る意味とは?
こどもの日に兜、五月人形を飾るようになったのは、武家の風習が起因となっています。 兜や鎧というのは、武士の身を守るものです。
そのことから、病気、交通事故などの災難から身を守ってくれるよう願いを込めて飾るようになりました。
ちなみに、同時期に飾る鯉のぼりにも同じような意味が込められています。
続いて、飾っていた兜をしまう時期はいつ頃なのかご紹介していきます。
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こどもの日の兜をしまう時期は?
こどもの日に合わせて出してきた兜ですが、しまう時期はいつ頃がいいのか?
そんな疑問もあるかと思いますが、結論から言うと、しまう時期については「この日まで」という目安はないため、いつでもいいとのこと。
極論、年中飾っておいても問題ないということです。
実際に僕の家では、子供の頃は片づけることなく飾りっぱなしにされてました(笑)
また、ご家庭によっては、インテリアとして飾っておられるところもあるようです。
続いて、兜をしまう時のために知っておきたい5つのポイントについてご紹介していきます。
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兜をしまう時の4つのポイント
兜、五月人形は、価格はピンキリなれど、安いものでもそれなりの価格はします。 高いものだと「数十万円~数百万円」するようなものもあります。
だからこそ、なるべく綺麗なまま使い続けたいと考えてる方も多いかと思います。
そこで、長い間、綺麗に保つための4つのポイントについて順番見ていきましょう。
【手袋着用】
基本的なことですが、手の油は金属部分のサビなどの原因になります。
研ぎ澄ました集中力で触らないようにすることも可能ですが、それだと余計に疲れちゃいます。
なので、兜をしまう時には手袋着用をおすすめします。
【汚れはメガネふきがおすすめ】
汚れ(手垢など)を拭く場合には、メガネふきなど柔らかい素材のものを使うようにしましょう。
【収納はティッシュ・新聞紙を有効活用】
兜、五月人形を収納する際には、顔をティッシュで包んだり、箱に収納した各部品が当たってこすれないように、新聞紙を包むと良いです。
【※新聞紙は定期的に交換推奨(目安は半年~1年)】
【虫くい・カビ対策】
長期間収納するため、虫食い・カビ対策も必須ですが、その際に仕様する防虫剤は少量でもOKです。(人形に触れないよう注意を払おう)
以上のポイントを意識してしまうようにしてみてください。 ちなみに、兜をしまう際には、ある注意点があるので、そちらも確認しておきましょう。
兜をしまう時の注意点
こどもの日は5月5日なので、ちょうど天候が不安定な時期でもあります。
もしも、湿気の多い日に片づけてしまうと、兜、五月人形が傷んでしまう可能性があります。
なので、兜をしまう時には、「よく晴れた乾燥した日」に行うようにしましょう。また、しまう場所についても…
・直射日光が当たらない場所
・湿気が多くない場所(湿気取りも利用)
・風通しの良い場所
このあたりを意識して、しまうようにすると良いです。 続いて、こどもの日の兜は何歳まで飾るのかについてご紹介していきます。
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こどもの日の兜は何歳まで飾るの?
こどもの日の兜は何歳まで飾ればいいのか?
こんな疑問を持っている方もいるかと思いますが、こちらについても「〇〇歳まで!」という決まりはありません。
ただ、一般的な目安としては…
・7歳(七五三の最後)
・15歳(昔、大人入りの年齢と考えられていた)
この2つの年齢が、兜や五月人形を飾るのをやめるタイミングと考えられているようです。
ただ、兜を飾る意味のところでも触れてますが、飾る目的は災難から身を守ってくれるようにと願うため。
また、一度購入した兜や五月人形に込められた効果は一生続くと言われてるので、「何歳まで…」というところは気にしなくても大丈夫でしょう。
ちなみに、兜などは「1人の男の子=1つの兜」になるので、2人目以降のご予定がある場合は、その都度、その子のためのものを用意してあげてくださいね。
おすすめの兜飾り・五月人形については、以下の記事をご参照ください。
→こどもの日の兜!おしゃれでインテリアとしてもおすすめの兜14選!
まとめ
こどもの日の兜を飾る時期からしまう時期、それぞれの注意点についてご紹介させていただきました。
今回ご紹介させていただいた内容を参考に、今後のこどもの日の準備を円滑に進めていただけたら嬉しいです。
また、こどもの日は男の子だけでなく、全ての子供の健康・成長を祝う日ですので、女の子も同様にお祝いしてあげてくださいね(^^)
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